ミマモロールがめちゃくちゃ面白かった話(腐女子のクソ感想)
はじめに言っておくと私は諸事情によりこのブログをパソコンのメモ帳で書いてスマホの簡易フォーマットから投稿という手段で書いているため、作者さんのサイトやツツイッターへのリンクや画像が貼れないor大変貼りにくい環境となっている。
このブログでミマモロールに興味を持った方はぜひ検索して作者様のブログなりRPGアツマールやふりーむなりにアクセスしてみてほしい。
というか長々書いてるけど結論は面白いからみんなもやって!なのでこのページタイトル見てブログ開いたなら今すぐ検索して!はやく!
あとこのブログを書いてる人間は男女カプ百合BL、男性向け女性向け何でも食うものの傾向としては腐女子の傾向が一番強いのでご留意ください。腐女子としては左右組み合わせ固定厨です。
決定的なネタバレではありませんがネタバレはあります。
私が初めてミマモロールを知ったのは、名前だけなら前編の配信が始まって比較的すぐだったように記憶している。
私の周囲にはフリーゲームや同人ゲー、または企業の出資が入っていても実質個人や少人数作成のインディーズゲーな商業ゲームなどが好きな友人が複数いるため、なにかの拍子に話に上がったのだろう。
その時はまだ、おそらくエンディングが実装されていなかったこともありRPGではストーリーとキャラクターを重視する私に彼らがミマモロールを勧めてくることはなかった。
私も「おねショタ?ママショタ?ショタママ?」というブログの一文だけで「男性向けショタものかあ」と回避した記憶がある。このへんはもしかしたら記憶が前後しているかもしれない。
念の為言っておくが別に男性向けショタものが嫌いなわけではない。むしろ美味しくいただく。
男性向けなら男の娘のほうが好きなだけだ(ここ覚えておいてください)。
次にミマモロールの名前を目にしたのはそれから一年以上経った2020年夏、別のゲームが縁で相互フォローさせていただいていたフォロワーさんがある日突然「狂った」ときだった。
彼はこれまでは格ゲーのやりこみやエロゲー、女の子いっぱいなタイプのソシャゲ(もしかしたらここには異論があるかもしれない)の話をメインにしていて、ロリショタキャラ好きなんかな……と思うことはあれどショタ×ショタとかの話はしていなかったように記憶しているのだが、ミマモロールではショタ×ショタにダイブしていた。
BLのケのない人がショタや男の娘に狂わされているのほど見ていて楽しいもんはねえな。
そのフォロワーさんは布教にも精力的で頻繁にスクショを貼ったりおすすめツイートをしたりしていたため、前に聞いた名前のゲームだなあショタものだっけ、ああでも絵柄好きだなあくらいのつもりでそのツイートを見ていた。
が、ある日、フォロワーさんが「この成人男子2人刺さる人にはものすごい刺さりそうだけど重要人物過ぎて語れることが少ない」という旨の文面とともにゲームのスクリーンショットを投稿した。
そのツイートを見て私は「ミマモロール登場人物全部ショタなんじゃないんだ!?」と自分が根本的に誤解していたことを知る。
おまけにスクリーンショットの内容は男キャラ二人がざっくりいうと「俺と一緒に生きてくれ」「お前昔からオーバーなんだよ」と会話を交わしているというもの。
プロポーズじゃん!?昔からそういうこと言ってんの!?つまりニコイチBLなの!?
プレイ開始しました。
ニコイチBLが嫌いな腐女子おる??????(主語デカ)
ゲーム内容は上記で言ったとおり検索して調べてみてほしいのだが、一言で言うなら「ママ」になってショタが友達をつくるのを見守るRPGだ。
私はこのゲームのジャンルを勘違いしていたのだが、ママになってショタとイチャイチャするRPGかと思っていた。
蓋を開ければ「ママ」は存在するものの彼らにとってのママは導き手の一人でしかなく、彼らは自分自身を探し、自分にとってかけがえのない友となる存在に出会い、プレイヤーであるママの意志とは関係ない自分たちの願いを見つけていく。
そんな彼らがその願いを悩み、苦しみ、傷ついてでも「友達になってほしいのだ!」とか「あなたにそんなことしてほしくない!」とか気持ちを伝える瞬間を見守るRPG、それがミマモロールだった。
はじめのお目当てであった成人男子2名がしっかりと登場する頃には主人公たち三人が大好きになっていて、三人につらい思いさせたりしないでええええとうめきながらプレイしていた。
ちなみにプレイ開始からこの間リアルタイムで24時間も経っていない。ゲームプレイ時間で言うなら6時間ほどでこの有様だ。
お目当ての成人男子はそれはそれで私の好みの要素の塊でぶっ刺さってきたのだが。
そしてショタRPGと聞いてみんな見た目はしっかり男の子なのかな……と思っていたが初っ端に出てくるめちゃカワな主人公の一人であるエイダは性能解説の時点で「セイレーンの男の娘」と紹介される。
男の娘いるんじゃん!!!!!!伏線回収か!!!!
ちなみにエイダはまだ序の口でそのうち黒ロリ白ロリ兄弟とか双子のメイドさんとかなんかそもそも性別が初見じゃ判断つかないキャラがもりもり出てくる。
性癖のテーマパークか???
私のフォロワーには主人公たちの保護者的存在でありながらも本人もまだ少年期の不安定さを色濃く残す吸血鬼少年エウ・エウと、いつの間にか主人公たちの拠点でバトルチャレンジを開催しているブンちゃんのどちらかがぶっ刺さりそうなのだが、ふたりとも何をどう解説してもネタバレなのでどう布教すればいいのか全くわからないままでいる。
ここで全然関係ない話を始める。
その言葉の良し悪し好き嫌いはともかくとして、最近の女性向けではクソでか感情とかそういう言葉が流行るくらいイケメンカタログゲーブームからキャラクター同士の関係性萌えが重視されているように思う。
しっかりした世界観と尖ったキャラクター、キャラクター同士の関係性が「重い」こと。そしてできれば希望と絶望が混じり合うような、精神的にダメージを与えてくるような物語であること。
ミマモロール、そのへん100点満点じゃない……?
スマホからできるしソシャゲくらいの気軽さでみんなプレイ始めてみません?
ゲーム内容の話に戻る。
主人公たちが本当にいい子でシナリオ的なストレスが少ないことに加えて、システムや難易度面も大変遊びやすくチューンされている。
育成方法が
・レベルを金で買う(とある方法でいつでもレベルダウンできるが基本的には一度レベルを上げたら不可逆)(精神的な意味で)
・友だちが増えるともらえるボーナスポイントをステータスにプラスする(いつでも振り直し可能)
・パーツやスキルによるカスタマイズ(いつでもつけ外し可能)
となっており、あえてレベルを上げないしばりプレイもできるしレベルを上げて殴り倒すことも可能。
一部の高難易度エネミーはレベルを上げてもパーツやスキルによる対策がないと壊滅させられるが、逆に言えば対策すれば難敵にもきちんと勝てるようになっている。
RPG苦手で……という人はとりあえずレベルを買って殴ることから初めてその後属性などを考えればいいだろう。
ミマモロールはエンディングのあとも後日談を追加していくような形で現在(2020.08.18)も更新が続いている。
私が刺された成人男子絡みのエピソードはクリア前にお披露目がありクリア直前にやっと何者なのかがわかり、追加エピソードでついに本人たちと対峙するような形で登場するのでクリアで満足せずに追加クエストもプレイしてほしい。
エンディングがすごく満足度高いのでそこで満足してしまう気持ちもわかるけど、みんな俺はお前だけの剣だとか言い始めるニコイチ男子好きでしょ!?!?
クソ感想の名の通り特に落ちもなく終わるよ。