好きなゲームを看取りたい。

スマホゲーの話とかする。

とあるオタクと美容や化粧についての話~前置き~

こんなトンチキなタイトルのブログをやっている時点で何となくお察しいただけるような気はするが、私は基本的に仕事してる時間と移動時間、睡眠時間、ご飯食べてる時間、風呂の時間以外のほぼすべてをゲームとTwitterにつぎ込んでいるオタクである。

 そんなオタクだが歳を重ねるごとに「年相応の姿かたちをしなくては……」という思いと、「そろそろ私も美容に気を使っていいのでは!?」という思いが強くなってきた。美容アカウントやらブログやらを作る気は全く無いのでこのブログとTwitterにて覚え書きをすることにする。


 そもそも私が化粧と縁のない生活を送ってきたのは、

・化粧の習慣のない生活だった。

・詳細は省くが私がセクシャルマイノリティであること。

 上記2点が特に大きな理由となる。


 1番めについて、私の母親はよくある「肌が弱くて化粧ができない><」を地で行く人間であり、つい先日も特に理由もなくまぶたを腫れ上がらせていた。

 そんな母でも私が小さな頃には入学式など化粧をしているところをよく見ていたのだが、フルメイクをした日には夕方頃にはかゆいとかいたいとか言っていた記憶がある。その後、私絡みの催し物がなくなるとBBクリームくらいしか塗らなくなった。

 そんな家なのでやすい化粧品ならねだれば買ってもらえたもののメイクを教えてもらうわけでもなく、私の中で化粧はしてもしなくてもいいものというイメージが身についた。


 ただし、よく化粧しない派ややり方がわからない派の人が「学ぶ機会がなかった」というが、私はこれに当てはまらない。

 なぜなら私は演劇系の専門学校に入学し、入学時に舞台メイクとしても使えるアイメイクとチークとリップは原色バリバリ、ファンデは塗ると顔が真っ白or真っ茶色になる激つよメイクセットを購入させられていたからだ。数回ではあるが、メイクセットの使い方講座のような授業もあった。

 しかし、あくまで習ったのは舞台メイクの仕方であるし、なにより授業ではメイクの仕方は教わってもスキンケアは教わらないしメイクセットにスキンケアは含まれない。

 結果として当時若さと勢いだけで生きていた私はものの見事にその激つよ化粧品及びそれを落とすための強いクレンジング剤に負け、まぶたからフケのように皮膚がポロポロと落ち続ける学生生活を送ることになる。今書いていて思ったが母親が目に見えて肌をぶっ壊すときはだいたいまぶたからだったので遺伝を感じる……。まぶた以外にはかろうじて乳液とかを塗っていたたからとは思うが。


 専門学校卒業後はいろいろ割愛するが大まかに言うと書店員→ゲーム屋店員→人材→事務(←イマココ)の流れ。書店員と人材は化粧はともかく髪の染色とネイル禁止で、一番やりたいネイルができないのに他の化粧をする意味を感じられずほぼファンデのみで過ごした。

 ゲーム屋は2店舗経験し、片方は制服もなく常識の範囲内で好きにしていいよ、という店舗だったのでその頃は割とメイクも頑張っていた記憶がある。先輩もバリバリの陽キャだったので私のような地味なオタク喪女がたまに化粧を頑張ると「シャドウ変えた?似合うよ~!いいじゃーん!」みたいな褒め方をしてくれたのも大きかったかもしれない。


 2番めについては深くは語らないが、一定人数存在する「おつ、今日メイク気合入ってるじゃん! 彼氏とデート?」「最近おしゃれだね、好きな人でもできた?」等と聞いてくる人間がいると「自分の満足や楽しみのためのメイク」「身だしなみとしてのメイク」すらする気を失う人間がいることだけ知ってもらえればいい。前述の陽キャの先輩は「メイクをした私」を褒めてくれたが、この手の褒め方(そもそも誉めてすらいない)をする人たちにメイクの向こう側にいる恋愛対象を下衆の勘繰りで探られるのは不愉快でしかない。向こうは多分探るつもりではないだろうが。ちなみに同じ理由でいわゆる「モテ服」も嫌いである。


 転職を重ねて気分も変わり。また年齢を重ね、マイノリティこそ公言しないものの「結婚はしません」「今現在彼氏はいないし作る気はありません」と周囲に宣言するようになって、久しぶりに「自分のためだけに自分を飾るのは楽しい」という気持ちを思い出した。同時に自分の肌の衰えも思い出した。

 が、私には圧倒的に経験値が足りない。今は小学生からメイクをする時代である、干支2周分近くは遅れを取っている。そこで、サロンでやってもらえて比較的長持ちするネイルや、コスメカウンターでBAさんに相談しながら決める基礎化粧品等「プロに頼るところから始めよう!!」というのがこの前置きの結論だ。


 なんでこんなヤマもオチもない前置きを書いたのかといえば、今後美容にまつわる文言で検索してこのブログを目にする人が出てくるかもしれないという恐怖からである。

 このブログは三十路も超えたオタク喪女が思いついたことを吐き出すブログであり、美容的にためになるところはない。

 それでも、なんでこんな地味オタクが美容の話してんの?と言われたときに「ここ読め」というためだけにこの記事を書いた。

 今後の美容、化粧に関する記事は美容記事というよりは30代のオタクが今更スキンケアとメイクに目覚めてどこまで行けるかの実験記事くらいのつもりで読んでいただければいいと思う。ちなみに私は前回のブログに3日で飽きた人間なのでこの記事で最初で最後の可能性もある。

 そもそも新鮮な美容の話が継続できるほど金もない。私はメギド72に貢ぐので忙しい。毎回サバトのたびに○万ぶん回しているがベヒモスが来ない。


~次回予告~

オタク、サロン型化粧品店のカラー&メイクレッスンに潜入する



以上。